アヒャッポゥのブログ

ようこそドラゴンハウスへ

宝石の煌めき拡張やってきた【ボドゲレビュー】

アヒャッポゥです。日記のつもりで書いてたけどなんか長くなったからレビューと言い張ることにした。

2、3年くらい前から友達に誘われてアナログボードゲームをよくやるようになったんだ。
遊戯王とかじゃなくて人生ゲームとかそっち系。ドイツはこのジャンルが進んでていろんなゲームがある。その中でも賞にノミネートされるような神ゲーが海を超えて日本にやってくる。
今日書く宝石の煌めきもそんなドイツの神ゲーのひとつ。鉱山買ったり職人雇ったりして店を持ったり貴族の常連を付けて世界一の宝石商を目指すゲームだ。
基本ルールがとてもシンプルで初心者にもおすすめしやすいゲームって言われてるみたいだね。
細かいルールはここが詳しい。検索したらトップに出てきた。
www.tk-game-diary.net


実はこの間ガンダムバーサスの都内某所大会に行った時会場のゲームバーにコレがあって敗退組集めて遊んだらちょっと盛り上がりすぎちゃってなんか申し訳ない感じになってしまった。大会の邪魔になってなかったのならよいのだけど

初見感想

今回やったのは追加ルールがある拡張版。大学サークルOBの集まりでやりたいってゴネまくったら後輩が買ってくれたので凸った。ありがとうBihoo君。

基本ルールに上乗せする形で4つの追加モードが遊べる形。独立したルールになってるけどそれぞれはお互いに干渉しない感じになってたのでやろうと思えば全マシのインフレゲーすることもできそう。多分即効でゲーム終わるけど
それぞれを1回+評判のよかった交易所をもう1回やった。だからまだやりこんだりはしてないので初見での印象を。ボドゲ廃人の貴方はにわかの戯言見てニヤついたりオラ付いたりしていてください

拡張1:都市

条件を満たすと自動で得点になる貴族カードの代わりに新しいゲーム終了条件を持つ都市カードが導入される。
ただ得点を集めればよかった基本ルールと違ってよりどのカードを集めるか考える必要ができた。
正直基本ルール削って基本ルール追加したような感じで目新しさみたいなのはなかった気がする。でもよりゴールまでの道筋を意識した読み合いは発生していたね。おれは4色3枚11点の都市カードを取ろうとした所足し算間違えて10点しか稼げず死亡。死ぬ直前までドヤ顔でブラフかけて遊んでたので恥ずかしくて死ぬかと思った。
なんというか、これを基本ルールにしてもいいってくらい地味ながらゲーム性にマッチしてるって感じたな。好きとか嫌いじゃなくて、プレーン。

拡張2:東洋

値段、色、得点の3要素しかない基本カードに加え6種類の特殊能力を持った東洋カードが追加。インフレゲーが始まる。
山札自体が増えて12枚の市場が18枚になるので選択肢が増える一方相手のやりたいことを妨害するのが難しくなったように思った。
あと追加カードからウンコの臭いがする。
道具袋:
ウンコが詰まった袋。購入直後に他の購入物を選びその効果を2倍にする。ヤバいカードを持ったやつに渡るとゲームが終わるのでウンコ袋の取り合いが発生する。
黄金2枚:
使い捨てでワイルドカードが2枚もらえる。買ったやつはいたが確か使わずにゲームが終わった気がする。意味がわからない。
ダブル:1枚で通常のカード2枚分の価値を持つカード。コスパもいい上1手で2枚買えるわけなのでテンポもいい糞カード。ウンコ袋をこすりつけるとゲームが終わる。おれはダブルダイアモンドにクソを塗りたくって無双して顰蹙を買った。
貴族予約:
貴族の常連予備軍を他のプレイヤーに取られる前に囲う。多分クスリとか盛ってるんだと思う。
少し悠長じゃないかなあと思った。戦術が被ってるプレイヤーがいて間に合わなそうなときに使う感じなんだろうけどそれで1手ロスしてるわけだしなぁ。
とか思ってたらBihoo君がおれが狙ってた貴族をシャブ漬けにしたので無事死亡。おれも1枚買ったけどもともと誰も欲しがってない貴族だったので何の意味もなかった。
追加獲得:
1ランク下のカードがおまけで付いてくる。ルールよんでる時みんなでこれやべぇだろって言ってたけどいざゲーム始めたら誰も買わなかった。市場に流れてるカードで価値が思いっきり変わっちゃうからね。仕方ないね。
何回かやればアンモニア臭を放つ世界線が出て来ると思う。
破棄コスト:
単純な高性能カードを既に購入したカードを破棄するというコストで購入できる。
誰も買わなかったけど多分これ強いんだよね。序盤に買ったけど腐ってる低得点カードを処分しつつ高得点カードを買えるわけなので、
いわゆるフィニッシャー足り得る筈なんだが。シャドバで言う復讐ヴァンプみたいなね。デメリットはあるけどこれで試合終われば関係ないみたいなやつ。今回のゲームでは乾燥して臭いは発していなかったが間違いなくこれも糞カード。

拡張3:交易所

特定色のカードを集めて条件を満たすことでプレイヤーが超能力に目覚めスキルを習得する。東洋への道のりにある交易所って設定らしいが効果を見る感じ多分チャクラ使いのジジイが武術道場とかやってるはず。
スキルはアドの塊なのでさっさと取らないとインフレについていけなくなる。スキル習得するだけで最大13点(15点でゲーム終了)稼げるので最悪信じて送り出した宝石商が念能力者になって帰ってくることも。

おれと、あとから合流したkuu君はルールを読んだ後交易所ボードをひっくりかえし裏面になにもないことを確認してため息をついていた。7ワンダーのやり過ぎ。
赤3枚白1枚:
カードを購入するとボーナス+1トークン。クソ強い。手持ちのカードで無料購入しても発動するのでお金をもらって宝石を買うみたいな事がおきる。催眠術かなにかかな?
白2枚:
同色トークン取得時ボーナス+1トークン。強いんだけど他プレイヤーから妨害を受けやすくて活かせるシチュエーションが少なかった
青3枚黒1枚:
黄金トークン(ワイルドカード)の効果が2倍。みんなとりあえずこれを狙ってワイルドカードを集めるが能力発動のためにワイルドカードを切るので効果が働き出すのが試合終盤になってた。回り始めてもワイルドカード吐いた瞬間別の人に盗られるので能力は強いがリソースが足りない感じだった。
緑5枚貴族1人:
5点入手。貴族自体が3点なので実質8点。なぜかこれだけ人体錬成が発生する。2回めのプレイでこれを狙ったんだがおれのエメラルド5枚に魅せられた貴族はいなかった。悲しみ。
黒3枚:
スキル習得数*1点。おれが試合終了フラグを立てたターンkuu君が何の効果もないゴミカードを購入したから遅延プレイマンか!?って思ってたらこの効果で逆転されて死んだ。

他ルールと明確に違ってこの拡張だけ各色のカードが差別化されることになる。黒と緑のスキルは最後に取ればいいので最初は誰も集めず市場がエメラルドスプラッシュまみれになったりしてた。楽しさはあるんだけどこれ奥は浅いような気がした。

拡張4:城塞

対戦相手の妨害手段が増える。カードを購入するたび市場のカードに城塞を立て自分専用にロックすることができる。ロックの解除には他プレイヤーの城塞プレイ権が必要
城塞が3つ立つと手番中いつでも購入できるようになる。トークン取得後や別のカード購入後に連続して購入できるので実質次元の超越。
これを防ぐために立った城塞は即他プレイヤーに撤去され結果基本ルールとほとんど変わらんかんじになってた。
試合終盤暫定1位の独走を止められない事が多い基本ルールと違ってとにかく足の引っ張りあいになる。よく言えば駆け引きが増してるって感じ。
おれはこれが一番気に入った。負けたけど。序盤に強ムーブしすぎてヘイトたまりすぎた。3人に勝てるわけないだろ!

まとめ

ルールが4つ増えるって聞いた時は正直シンプルなのがいいのに大丈夫なのか?って思ってたけど杞憂だった。
終わった直後にもう一回やりたい!ってなる中毒性は相変わらずで安心しました。

今回は6ゲーム遊べたけど勝てたのは2回。悔しいからまたやりたい。おれは勝ち越すまで連コインする男だからな。