アヒャッポゥのブログ

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パ神アナログゲーム会 2017/11/04

かつてアヒャッポゥが最も百円を返すべき男と言われたインパルス神は今はアナログゲームソムリエと化してる。

彼が目をつけたゲームはだいたい定価で買われプレミア価格で売られる。つまり常に新しいゲームが買える。
だから遊びに行く度に毎回違うゲームを遊ばせてくれるわけで、こんなにありがたいことはないよね。

今日もいくつか印象に残ったのがあったのでせっかくだから写真撮ってツイートしてみた。
ホントはもっと色々やったんだけどブログにしようかなって思い立ったのが後半2ゲームだけだったのでとりあえずそれを紹介します。

Cash'n Guns

マフィアになって金を荒稼ぎするゲーム。


箱を開けた瞬間これが出てきて芳醇なクソゲー臭に思わずほころんだよね。
ルールを聞く限りこのナイロン製の銃は特に必要なく雰囲気を盛り上げるためだけに入っているようだ。間違いなく馬鹿だが、でもそれってゲームにおいて大事な要素でもあるよね。


こんな感じで使う。テーブルの上に並べられた金品をファミリー内で銃を向け合い争奪する内部抗争のお話。
弾を込めて実際に攻撃するか空砲で脅して相手がゲームから降りるかが読みあいポイント。実弾は3回しか撃てないから大事に使う。
銃を向けられて日和ったやつは安全と引き換えに金品を諦めることになる。逆に金に目がくらんだ馬鹿は撃たれて死ぬ。メキシコの掟だね。


金品には色んな種類があって普通に紙幣もあればダイヤや絵画とかもある。
おれはダイヤを集めて宝石番長のアチーブメントを取得していたが序盤にブイブイ言わせてダイヤ集めてたのがヘイトを稼いだらしい。後半は3人位から銃を向けられ瀕死の重症を負いながら小銭を拾うことしかできなかった。

その隣で名画コレクターがおれの2倍近く金を稼いでいてナチュラルに負けた。

ビジュアルはクソゲーだけど全員の弾薬事情や稼ぎを把握しながら誰に銃を向けるかを考えるので中々味のあるゲームだったよ。

インサイダー・ゲーム


連想ゲームだけど答えを当てて終わりじゃないのがこのゲームの面白いところ。
5人で遊ぶ場合、1人がゲームマスター。3人が一般、1人が裏切り者のインサイダー。
お題の内容を知っているのはゲームマスターとインサイダー。一般とインサイダーがゲームマスターに質問を出していって制限時間内に答えを見つける。

連想ゲームのお題を的中させてかつ、裏切り者が誰かを的中させればゲームマスター側の勝利。
お題を的中させてかつ、自分がインサイダーだとバレなければインサイダーの勝利。
つまりお題を正解しないと全員負け。だからインサイダーは答えを知らないふりをしていい感じの質問を投げ一般を誘導しなければならない。ここがミソ。
露骨にやりすぎると即バレするし、干渉しなさすぎて答えにたどり着けなくても負け。あと人間的に信用されてないと負け。
このゲームやってる最中「ポゥガツガツ答えに近づきすぎてる。インサイダーだったら迂闊過ぎで逆に怪しい」「いやこいつ馬鹿だからそれくらいやるだろ」みたいなやりとりが3回位あった。人権が欲しいです。

逆にお題が簡単すぎて即正解してしまってもインサイダーの特定のための情報がないので難易度が著しく上がる。この辺のバランス感が上手いゲーム。

パ神会ではある種のテンプレが出来上がってしまっていて、ゲーム開始と同時に
「コンビニで買えますか?」
「建物ですか?」
「食べ物ですか?」
「人ですか?」

の4連コンボで大体の方向性が定まるようになっていた。確かに答えには近づけるんだけどこれで答えが「ビール」とかだった場合インサイダーが一言もしゃべらないまま20秒位でゲームが終わり詰むという場面も多かったw

因みに今日一番難しかったお題が「プレゼント」。
上記テンプレの質問全てが「わからない」としか言えないんでかなり推理が難航した。
ここでインサイダーが「概念ですか?」と切り出して糸口が見え時間ギリギリで正解に至るもこの流れが自然すぎてインサイダーの特定には至れなかった。ファインプレーだったね

おれはこの質問とこれまで出た「金で買える」情報と合わせて「友情」という答えを導き出した。こころなしかみんなの視線が冷たかった気がする。


今日はこれくらいで。また遊びたいぞ