マキオンしてますか?アヒャッポゥです。
少し間が空きましたがマキオンの歴史、第二回始まるよ!
前回は稼働初期のシステム関連の事情を解説しました。
今回は稼働初期に暴れた機体のピックアップ。
記憶を頼りに書いてるからちょっと盛ってるかもしれないけど勘弁な。
紹介するのは
ガンダムヘビーアームズ(EW版)
アストレイレッドフレーム改
G-セルフ
の3機。他にもヤベー奴はいたけど特に記憶に残ってる彼らを紹介するぞ。ファック!
更新履歴
2020/07/26
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ガンダムヘビーアームズ(EW版)
スタートダッシュをキメたのは歩く弾薬庫でおなじみヘビーアームズ。
トリッキーな動きとともに大量の弾幕をバラ撒く特徴的な機体。
今作はなぜか足の裏に謎のローラースケートを装備しての参戦となりました。
熱核ジェットホバー事件
稼働初日か少しした頃、ヘビア界隈でちょっとした騒ぎが巻き起こります。
前格の浴びせ蹴りを虹ステした後限定でステップの性能が劇的に向上することが判明したのです。
ブーストダッシュするより速いんじゃないかってレベルで地上を滑ります。
もともとW勢はロングステップの性能が良い事もあり、
ガトリング牽制からの
スイーッ!(迫真)
と近寄ってくる絵面はシュールの一言。
至近距離での弾幕押し付けが強いヘビアにとっては逃げはもちろん攻めにも非常に強力。
数こそ多くはありませんでしたが以前からのヘビア使いが生き生きと地面を滑走している姿はそこかしこで見ることができました。
▲当時の参考資料。当然ですがやられてる方はめっちゃクソです。
全力でブーストダッシュしてるのにピッタリ粘着されて一生撃ち込まれ続けて死ぬゲームでした。
骨折
まぁでも元々変態機動が売りのヘビアだしそういうモンなのかな?
みたいな空気ができつつある頃、
実は不具合でしたとの告知と共に速攻で削除されます。
2016年03月29日
稼働から僅か20日の出来事でした。完全に出落ち。
バグ抜きの機体性能はなんとも言い難い感じで、 後に上方修正を受けて「職人なら強い」ポジションに落ち着く感じになります。
思いっきりぬか喜びの形になったヘビア使いにとっては痛ましい事件でした。
古くからのヘビア乗りであった友人の顔からしばらくの間笑顔が消え口数が減った事を記憶しています。
▲つーかこのスタイリッシュなスクショでバグ修正かよ
マキオンの未来を暗示するかのような開幕スタートダッシュに
「やっぱりいつものバンナムだな」と一種の安心感に似た何かを覚えたものです。
アストレイレッドフレーム改
ジャンク屋ロウ・ギュールがあらゆる技術を詰め込んだ「全部盛り」がコンセプトの所謂クライマックスフォームの主役機。
当然このゲームにおいてもその特徴は再現されており、多彩な武装を駆使するテクニカルな機体です。
ゆえに一部職人からの根強い人気を誇り、赤枠改の愛称で親しまれてきた機体でした。
が、マキオン稼働と同時に「前から赤枠改が好きだった」人が激増します。
横特壊事件
稼働初期、オンラインには赤枠改が湧きまくりました。
そこにいたのは職人もクソもないタクティカルアームズと言う名の丸太をブン回すだけの何かでした。
「横特」がブッ「壊」れていたのです。
1試合2体いるのは当然、酷いと1試合4体赤枠改まであり「またかよ」マッチング画面でげんなりしたものです。
横特はスーパーアーマーで突っ込み大剣で範囲攻撃する荒らし系の技。
もともとクソ要素はあったんですが、所謂博打の域を出ない暴れ攻撃です。
いわゆる食らったほうが悪い系。
しかし開発は何を思ったのかこの横特に強力な追従性能まで持たせてしまいます。
2回転しながら突っ込んでくる丸太を捌き切るのは初心者にはかなり難しい。
むしろ中途半端に避けてカス当たりするとダメージが増える
という理不尽仕様も相まって、 撃っても止まらない質量攻撃が3回死ぬまで一生突っ込んでくるという地獄のような絵面が誕生してしまいました。
youtu.be
▲参考資料。実質ベイブレード
最速下位
ちょっと弄ったら失敗した、程度のよくある事故の類だとは思います。
しかしいかんせん絵面が単調すぎました。
初心者同士がベイブレードよろしくグルグルしながら衝突するのを最初から最後まで続けるだけ。
youtu.be
流石にビジュアルがマズかったのか、マキオンで初めての下方修正(しかも単独)は彼が受けることになります。
2016年04月26日
享年一ヶ月半、儚い命でした。
G-セルフ
マキオン稼働と同時に追加された注目度の高い機体。
闇の家庭版バーサスフォースから移植された特殊な経歴を持ちます。
バーサスフォースでは「一人用ゲームだからはっちゃけてもいいよね!」
という意図を隠しもしないヤケクソ気味な強さを持つ機体です。
当然、ゲーセンに進出するに当たり入念に弱体化してのリリースとなったわけですが、
それでもG-セルフは強すぎました。
前述の2機は最速でおしおきされたので本当に稼働初期のみの驚異でしたが、G-セルフはしばらくの間環境を席巻することになります。
何が酷いって使ってる人たちは「降りテクないから強くないよ」とか言ってた事なんすよね。
僕のことなんですけど。つえーよバカか。
そんな彼の強さを支えたのは主に2つの「暴力」でした。
クソデカ判定の暴力
とにかく弾がやたらとデカイ。
あらゆる武装が高い引っ掛け性能を持っていました。
デカすぎて固定資産税かかるレベル。
フラッシュアタック
高トルクパック射出
プレッシャー
バリア格闘
大気圏突入・・・に至っては武装じゃねーだろ。巻き込み事故かよ
特にサブ射撃のフラッシュアタックは非常に強力。
発生、弾速、判定さらに補正までも優れた始動技として完璧な性能を持っており、
ヒット確認してから高トルクパックで追撃&ダウンさせるコンボは拘束力の高いクッソうざい基本コンボとして重宝されました。
とにかく引っかかる。ステップすれば安全な時代から盾しない方が悪い時代に変わった感、ありましたね。
アサルトパックの暴力
G-セルフは変形することでアサルトパック形態に換装する特殊な仕様を持っています。
巨大な体躯というデメリットを負ってなお強力な武装の数々はまさしくアサルト(暴行)の名を冠するに相応しい性能でした。
3回着地する間に1回の頻度で飛んでくる高性能ゲロビの回転率は驚異的の一言。
強よろけミサイルで動かしてゲロビで捕る鉄板ムーブはこの時に生まれました。
エクバ2現在もライトニングが現役で同じ戦術を使っている事を考えれば当時のパワーバランスの中ではどれだけ異常だったのかわかる筈です。
あまりに警戒を要する強武装であったため変形時にベルリくんが発する「何これハッパさん!?」が脳裏に焼き付いてしまった人もいるとかいないとか。
何これじゃねえよこっちが聞きたいわクソが。
▲参考資料。格闘機に迂闊な着地は許されないことがよく分かる
弱体化
新規参戦ボーナスで意図的に強くされてたんでしょうかね。
G-セルフはしばらくの間最高のパフォーマンスを保ったまま戦場を蹂躙します。
「マキシブーストON」とは何なのか。
新時代のガンダムを僕たちに嫌というほどわからせた後
2016年5月26日、全体的に弱体化を受けその役目を終え・・・
・・・と思いきや普通に戦場にいました。なんでやねん。
結局2ヶ月のロスタイムの後再度のおしおきを受けようやく並の性能に落ち着くことになります。
BGMが神曲BLAZINGじゃなかったらノイローゼになってたかもしれません。
余談ですがG-セルフのライバル機
第一弾追加リリース機体として鳴り物入りで参戦を果たしたマックナイフは
イロモノすぎて全く使われていませんでした。 合唱。
未来へ
今日はこの辺で。
特に目立った事件についてピックアップしましたがその他にも
ミサイルコンテナが振り向く仕様のどこでも2連降りテク試作3号機
変形してもCSゲージが消えない無限滞空のアリオス
フルアーマーなのにやたらと足が速い(上に火力も高い)FA-ZZ
シリーズ最初の3000コスト解禁はぶっ壊れのジンクスを破壊したAGE-FXくん
などなど地獄の様相を呈しておりましたが読者皆様の健康を配慮し割愛させていただきます。
うーんこの調子で稼働末期まで解説できるか心配になってきたゾ
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