ボドゲしてますか?アヒャッポゥです。
こないだ行ったボドゲのオフ会がとても楽しかったのでまた行ってきました。
前回よりは小規模での開催だったけど2つのテーブルに5人づつ別れて軽量~中量級のゲームを3,4種類遊んできたよ
EXVS2関連でわたわたしてたから1ヶ月くらい記事にするの遅れちゃった
ボドゲやってるお隣が瞑想サークルとかいう誰も幸せになれない奴。どうしてこうなった pic.twitter.com/LWxQKnhaNR
— アヒャッポゥ (@Nosuke0213) 2018年9月16日
大して騒いでないはずなのに管理人さんから注意されてあれー?ってなってたらお隣さんがまさかの瞑想サークル。
なんというか・・・お互い運が悪かったっすね、としか・・・うん
今回は僕がインストを務めたゲームを中心に紹介します。
前回のSIM3を囲う会はこちら
www.dragonicfighter.net
そういえば前回紹介した「AZUL」がドイツゲーム大賞を受賞してた。
納得の一位。
ソラシノビ
僕が持ってきたゲーム。初心者狩りしようとしたら失敗してビリになった。
★ソラシノビ
— アヒャッポゥ (@Nosuke0213) 2018年9月16日
スペース忍者シノビを惑星に送り込み政治を影から操作するワーカープレイスメント系ゲーム。
小惑星星団の汚職政治家に資金を横流しさせたり独裁者の星で革命を起こさせたり他所の星から人を拉致して下忍に加工したりしながら宇宙の支配者を目指す。全てはニンジャなのだ pic.twitter.com/QHhDDQurYo
概要
ワーカープレイスメント系とは手駒を労働力に見立てて、フィールドの仕事場に送り込むことで利益を生み出して点数を稼ぐゲームのこと。
このゲームだと「シノビ」が労働者にあたり、「惑星国家」という仕事場に送り込むことで特定の働きをする感じになります。
シノビの目的は政治に介入し星の実権を握ること。その星に一番多くのシノビを送り込んでいるプレイヤーが支配権を獲得し勝利点を得ることができます。
惑星には「人口」パラメータがあり、実権を握った星の人口に応じてラウンド終了時に勝利点が手に入る仕組み。
ただし人口には上限があり、惑星の居住キャパシティを超えてしまった場合人口超過で大災害が発生し潜入させているシノビごと人口総数が半分にごっそり減ってしまう。
高得点を得るために人口は増やしたいが攻めすぎると自滅するこの得点システムがソラシノビのキモ。
いかに自分が支配する惑星の人口を維持しつつ、ライバルの星に工作をしかけるかという読み合いがメインだ
今回使用された惑星国家は4つ。それぞれに特色があり、シノビを配置することで惑星の働きを操作することができる。
惑星エンリル
独裁者の星。レジスタンスによる革命の進行度によって星の能力が「独裁期」「失脚期」「暴走期」に変化していく。
革命が成功するかどうかはシノビの民衆扇動によって左右される。
最終的に独裁者を打倒した民衆は次の獲物を求めて両隣の惑星に対し戦争を仕掛けるようになる。闇が深い
惑星ヘム
巫女の予言により政策が決定する宗教国家。毎ラウンドサイコロを振って出た目に応じて能力が変わる。
政策が微妙な場合シノビの入れ知恵で巫女の予言をやり直させることができる。運ゲー星人。
一番ヤバイのが慈善事業で両隣の人口を増やす政策。
大体のケースにおいて人口超過の引き金になりロクな事にならない。今回最も大暴れした星。
マンダリン星団
無数の小惑星群による連合国家。中央政府が衰弱しているので地方官僚がやりたい放題やっている。
悪徳官僚に取り入ることで最大4つの能力が同時に発動するがそのうち3つが自惑星の人口が減るアクション。
隣の星に人口を流出させるわプレイヤーに自国民を下忍として献上するわで意識して人口を増やそうとしないとまともに得点にならない。
各プレイヤーのシノビが入り乱れて各官僚の能力がONOFF切り替わる一番忙しい星。
惑星ポンペイ
資源に富み人口が増えやすい惑星。
しかし地殻が不安定で災害が発生しやすく毎ラウンド人口上限がランダムに変動する。非常にハイリスクハイリターンな星。
シノビの能力で増えすぎた人口を隣に移民させることで人口をコントロールし高い勝利点を維持できると強い。
サイコロの出目に大きく左右される運ゲー星なんだけど今回は穏やかにアドの塊を生み出し続けていた。
レッドドラゴン・イン
僕が持ってきたゲーム2。初心者狩りしようとしたら失敗してビリになった。
★レッドドラゴン・イン
— アヒャッポゥ (@Nosuke0213) 2018年9月16日
クエスト帰りの冒険者パーティが酒場で報酬金の奪い合いをするゲーム
酩酊して気絶するか殴られてダウンすれば身ぐるみをはがされて馬小屋行き
ギャンブルに参加してないのに掛金を総取りする盗賊や無傷の味方を回復して料金を強請る僧侶などフレーバーがメチャクチャで楽しい pic.twitter.com/9SKEhnZsoN
概要
ファンタジーの世界観だけどドラゴンは出てこない。あるのは冒険者同士の酒場の戦いだ。
金がなくなったら脱落。酔いつぶれたら脱落。ノックアウトしても脱落。
最後まで立ってたやつの勝ち。わかりやすい。
ライフ管理システムが特徴的で、ライフゲージは20あるけど左に耐久力マーカー、右に酩酊度マーカーがあって両側からゲージが減っていく仕組み。マーカーが重なったら脱落。
5杯酒を飲んだだけでも15発ぶん殴られたら意識がブッ飛んで馬小屋に叩き込まれる。
このゲームは性能が異なるプレイヤーキャラのデッキを選択して遊ぶタイプ。構成は大体は同じだけど入ってるカードの比率が違う感じ
カードの名前はそのプレイヤーのセリフが付けられていて使うときにそのセリフを音読するというルールがあるロールプレイ感を楽しめる。
「ギャンブル?いいでしょう!」
いやマジでルールブックに声出して読めって書いてあるんですよ。
初版では4人のキャラで遊ぶ感じだけどその後拡張によってどんどんキャラが追加されて大人数で遊べるようになっているらしいです。
大勢でやったほうが盛り上がるゲームなのは間違いないね
僕は酒弱いんで御免こうむるけどリアルに酒飲みながらやったら多分めっちゃ楽しいよ
今回使ったのは下記の4キャラ。全員程よくムカつく顔をしている
魔術師ゾット
使い魔のウサギを暴れさせて自分は責任を取らないボケジジイ
バランスよくいろんな状況に対応できるので一番使いやすい
「飲料転移!」とか言いながら自分のビールを他人に押し付けたりする
隠れ身のゲルキ
ギャンブルガチ勢の盗賊。
賭け関係のカードが多くギャンブルになったら基本的に負けない。
賭けに参加してないのに勝ったことになる意味不明な壊れカードとかもあって一番ヘイトが貯まる。
「イカサマなんてしてないよ本当だって!」っていう名前のイカサマカードがある。マジで殴りたい。
女司祭ディアドラ
回復魔法が得意な僧侶。
他者からの攻撃に対する防御が得意。
でも酒に弱くて酔い潰れやすい。
女を武器にして貢がせたり守ってもらったりしてるが売女扱いされるとキレて殴りかかってくる。
誰も傷を負ってないのにいきなり全体回復魔法を唱えだして「女神のご加護です」とか言いながら金銭を要求するサイコパス。
キレやすいフィオナ
脳筋女戦士。お前だけ二つ名おかしくない?
物理攻撃に長けていて酒にも強いので最も好戦的に立ち回れる。
ただギャンブルが弱くすぐトぶ。
酒を一気飲みすると謎理論で体力が回復する。
「腕相撲がしたいんだって?」って言いながら相手の顔面を殴るヤベー奴
今回の勝者はゲルキでした。僕意外全員初心者の中「こいつやべえんじゃないか?」って皆が思いだした頃にはもう手遅れだった。
おれだけ序盤から身を削ってゲルキに酒を飲ませてたんだけど潰れる前にこっちの財布が死んだ。
ダンシングドラゴン
★ダンシングドラゴン
— アヒャッポゥ (@Nosuke0213) 2018年9月16日
2人一組でやるポーカー系絵合わせゲーム。
頭、羽、胴体、尻尾を揃えて絵柄を完成させる内容だがバカゲーすぎて文で面白さを伝えるのが難しい。
なんJ民みたいな顔したドラゴンがいたのが面白かった pic.twitter.com/uOagInftDC
概要
手札5枚を一枚ずつ交換していって役を作るポーカー系のゲームなんだけどこのゲームのキモはそこじゃない
このゲーム、2人1組のチーム戦なんだけど自分の手札に役が出来ても自分では和がれず、相方に和がってもらう必要があります。
割とスピーディに手札の交換が行われている中で事前に打ち合わせて決めたジェスチャーや合図を読み取り相方の役名を正しく叫べば勝利点ゲット。
相方が自分の手札しか見てないと一生ゲームが終わらない。
役は以下の3つ+2つ
ドラゴン
とりあえず頭からしっぽまで大体同じ色で揃ってて、一箇所だけ7色(ワイルドカード)でできたドラゴン。
ロイヤルドラゴン
頭からしっぽまで全部同じ色のドラゴン。
ワイルドドラゴン
全身7色でできたドラゴン。高得点。
リバースドラゴン
敵チームの誰かがジェスチャーしていることを察知した時のダウトコール。
露骨なポーズをしてるとこれを刺されて点を横取りされる。
ノードラゴン
流局。たまに一生誰も役が作れないことがあるのでこれを宣言して同意が得られたら場が流れる。
ちなみにアヒャッポゥのチームはロイヤルドラゴンの合図を「首を痛めたイケメンのポーズ」に設定したところ一瞬でばれリバースドラゴンされました
まぁ説明でなんとなくわかると思うんだけどバカゲーでした。
ラヴクラフトレター
★ラヴクラフトレター
— アヒャッポゥ (@Nosuke0213) 2018年9月16日
ラブレターのクトゥルフ版。
デッキの総数から相手の手札を推測して刺し合う対戦ゲーム。軽量で初心者にもおすすめできるのは元と同様。
アレンジ要素として狂気カードがあり、san値チェックで自滅する可能性と引き換えに強力な効果を持つカードが追加されている。
事故要素強め pic.twitter.com/xnN3LLU1k8
概要
小さい箱に山札一個。ウノとかトランプとだいたい同じサイズ感で持ち運んで遊べる初心者にオススメのシリーズ。
もとになったゲームであるラブレターはお城の人間に協力してもらいながらお姫様に恋文を届けるおとぎ話的なフレーバーでしたが、
こちらはルールはだいたい同じにしたままクトゥルフ神話でアレンジしたものになっていてなんというか大分グロい。
ルール
全員手札を1枚山札から引いてゲームスタート。
自分の番になったら1ドローして、手札をどっちか1枚使う。書かれている効果を解決して次の人へ。
他プレイヤーからの攻撃で手札がなんなのか当てられたり、クソカードのデメリット効果で自爆したら死亡。
正気を保ったまま2回生き残るか、狂人状態で3回生き残れば勝ち。
最後まで生き残りが複数人いれば、手札の数字が大きいほうが勝ち。
対して多くない枚数の山札共有、手札1枚、使用したカードは当然全プレイヤーに公開されているというルールなので、
相手の手札がなんなのかを確率論で推理しながら戦うのがこのゲームの醍醐味。
手札をのぞき見たり強制的に交換したり捨てさせたりするカードなどを駆使して情報を集め、手札をドンピシャで的中させる基本攻撃カードや手札を比べあって数字が小さい方が死ぬ決闘カードなどで攻撃します。
数字は大きいけど手札から離れたら死ぬので使えないみたいなカードもあり、手札を強制的に捨てさせられた事で死亡とか、ドローしたときに条件が揃ってると脱落みたいなカードをトップで引いてきて即死みたいな事故もあるので程よく運ゲーが楽しめます。
狂気カードとSAN値チェック
クトゥルフ要素入れるんなら外せないよね。
本家にはない「狂気カード」という要素があります。
プレイヤーの墓地に狂気カードが捨てられている場合、手札の狂気カードが強化されます。つまり2枚目以降の狂気カードが強くなる感じ。
基本狂人状態の方が勝ちやすいのですが、狂っているので当然デメリットもあります。
狂人状態の際はターン開始時に墓地にある狂気カードの枚数分山札をめくり、その中に狂気カードが1枚でも含まれていたら発狂して死にます。完全に運ゲー。
本家ラブレタ-にちょい足し程度のルールでなかなかスリリングなゲーム性になりますね。
ボドゲ初めてちょっとたったくらいの時にやるといい感じにハマれると思います
おわり
じゃあ今日はこの辺で。次回は参加できるかな。
再来月はEXVS2がもう稼働してるはずだから遊びに行くなら次回なんだよな~